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Adobe AIRアプリケーションをWeb Runtimeに移植する方法

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By fnjwikimng
Last edited: hamishwillee (09 Dec 2011)


Contents

前提となる知識

  1. XML,HTMLの基本知識
  2. ZIPファイルの使用・作成の基本知識
  3. フォルダ・ファイルシステムの基本知識
  4. PCからS60端末にファイルを転送する方法

序文

巷には、多くの異なるWidgetテクノロジが存在していますが、その共通点の1つはJavaScript, HTML, XML, Flashなどといった共通のWebテクノロジを含み、名前を変えたZIPパッケージだということです。

ここでは、簡単な Adobe AIR アプリケーションを S60 Web Runtime に移植する方法を示します。

基本的な想定事項

本手法で想定することとして、AIRアプリケーションのコンテンツはモバイル機器に適したものであること、互換性のないJavaScriptを含まないことなどがあります。

手法

ZIPファイルの名前を変更しパッケージ化したWidgetは、以下に示すもので構成されます。

Manifestファイル

パッケージ中のコンテンツを記述している、軽量のフォーマットテキストまたはXMLファイルです。通常は、少なくとも以下のものを含みます。

  1. アプリケーションのキャプション(名前)
  2. アプリケーションアイコン(S60 Web Runtimeのものとは異なる)
  3. 初期ファイル(Initial file)の場所とファイル名
  4. ユニークID(Unique Identifier)

初期ファイル(Initial file)

アプリケーションが呼ばれる時に起動するファイル(HTML, XML, Flashのどれか)です。

アプリケーションアイコン

デスクトップ上あるいはWidget領域上(例.Apple Dashboard, Windowsサイドバー)でアイコンとして使われる、小さな画像です。

各Widget Runtimeは、独自のフォーマットを使用しています。W3Cが標準化を試みてはいますが。とりあえずここで行いたいことは、AIRパッケージのコンテンツを、それと類似した(S60 Web Runtime)wgzパッケージに簡単に再フォーマットすることです。

AIRパッケージの解凍(Unzipping)

解凍に使用するAIRパッケージについてですが、ここではこちらを使用します。

上記サイトから.airパッケージをダウンロードし、PC上の選択したフォルダに置きます。そして、解凍ソフト(どれでも構いません)を使用して解凍します。もし可能であれば、フォルダ構成を保持するようにしてください。

Windows XP PC上でWinzipを使用する場合の手順: Adobe AIRが既にインストールされている場合、.airファイルを右クリックして"Open with"を選択します。Adobe AIRがまだインストールされていない場合、.airファイルをダブルクリックします。そして、"Extract"を選択し、新たにフォルダを作成し、"Extract"をクリックしてコンテンツを解凍します。

Winzipが出す次のメッセージについては、無視してください。

Winzip warning message


info.plist Manifestファイルを作成する

.wgzファイルをインストールする時、システムはファイル名 info.plist のManifestファイルを検索します。それは、AIRにおける application.xml ファイルに相当します。ここでは、Web Runtime Manifestファイルを作成するためにAIRのデータを使用する方法を示します。

  • \META-INF\AIRフォルダにある、application.xmlファイルを開く
  • info.plistファイル用に、 こちらのテンプレートを開く

キャプションをコピーする

application.xmlファイル中にある、次の行を見つけます。

<name>funkyCalc</name>

そしてその値をinfo.plistにコピーします(下記コード中の"XXXXX"を置き換えます)

<key>DisplayName</key>    
<string>XXXXX</string>

IDをコピーする

application.xmlファイル中にある、次の行を見つけます。

<id>com.adobe.example.funkyCalc</id>

そしてその値をinfo.plistにコピーします(下記コード中の"com.xxx.xxx.xxx"を置き換えます)

<key>Identifier</key>       
<string>com.xxx.xxx.xxx</string>

初期ファイル名をコピーする

application.xmlファイル中にある、次の行を見つけます。

<content>libraryeffects/libraryeffects.htm</content>

そしてその値をinfo.plistにコピーします(下記コード中の"xxx.xxx"を置き換えます)

<key>MainHTML</key>
<string>xxx.xxx</string>

ここで、info.plist ファイルと、AIRパッケージから解凍した残りのファイルをルートフォルダに保存する必要があります。

アイコンを移動し、ファイル名を変更する

application.xmlファイル中にある次の行を確認し、アイコンファイルを見つけます。

<icon>
<image48x48>libraryeffects/thumbpng.png</image48x48>
</icon>

その画像ファイルと、AIRパッケージから解凍した残りのファイルをルートフォルダにコピーし、画像ファイルのファイル名をicon.pngに変更します。複数のアイコンファイルを使用している場合は、48ピクセルのアイコンを使用します。

Zip圧縮してパッケージを作成する

  1. 好みのパッケージングツールを使い、上記で移植したWidgetの [zip] ファイルを作成します。S60 Web Runtimeでは、Widgetコンテンツはzipファイルのフォルダ内にある必要があります。zipファイルのルート中のファイルではありません。
  2. 新しく作成したファイル(*.zip)のファイル名を変更(*.wgz)します。

パッケージをデプロイする

コピー&ペースト、Bluetooth、赤外線(Infrared)等を使用して、Widgetインストールパッケージを端末にアップロードすることができます。筆者が試した限りでは、Bluetoothを使い、ファームウェアアップデート済みのE90上でWidgetがインストールできています。(訳注:古いファームウェアバージョンでは、Web Runtime Widgetをサポートしていません)

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This page was last modified on 9 December 2011, at 05:16.
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